前回までのあらすじ
VRoidの使い方にも少し慣れたし、どうにもならない耳をBlenderで作ってドッキングすることで納得感のある耳に。
様々な改善により、初代のなんかのぺーっとした感じから、じとーっとした感じになりとっても満足!
……とでも思っていたのか!!!!1111
人間とは欲深い生き物で、新たな力を手に入れれば、また次なる力を手に入れたくなるもの……
こうして、るたんモデルの2021年アップデートへ向けて動き出したのでした。
やりたいこと:もうちょっとアニメ感を出したい
モデルの形状はいいんですが、主にマテリアルまわりの話。
僕のテクスチャ編集スキルは、コズミックブレイクのフルカラースキンエディットで学んだ技術でして、影の入れ方とかはその頃の経験値が5%くらい参考になっています。
一方で、最近はアニメ的な3Dのゲームが多くなってきていて、ちょっとそっちに惹かれます。セルルック!
最近は原神やってみたりとか、ウマ娘やってみたりとかしてたせいで余計にね……!
もうちょっとパッキリした影をテクスチャ自体に落としてあげたりするとそれっぽくできるかな?と思い、チャレンジしてみることにしました。
チャレンジした結果です
\じゃーん!/
モデルの形状はいじらずにテクスチャを変えて、少しUnity上でマテリアルの設定(主にアウトライン)をいじっただけですが、だいぶそれっぽくなった!!
たぶんプロの人はもっといろいろ仕込めるんだろうけど、るたんレベルだったらコレで十分かな……!
チャレンジ内容
基本的には以下の方針!
- VRoid上で影色やハイライトの設定を消す(影は #FFFFFF / ハイライトは #000000 にする)
- テクスチャのほうに決め打ちで影を描く
- 基本ベタ塗り(例外多数)
たぶんコレで大体アニメって言い張れる!(暴論)
いきなり失敗例
最初、僕はこんなテクスチャを描いていました
あごから下はいい感じに影を入れて、前髪の影もテクスチャに落とす感じ。 プレビューで見る限り「いいじゃん、それっぽいじゃん~」と思っていたのですが……
よくよく考えると、前髪に揺れもの設定をしているので、髪は動くのに影が動かないというおかしな状態に!
それはね!!そうなるに決まってるよね!!!!1111111
この部分、影をパキッとさせるとどうやっても変になってしまったので、早速折れてグラデにしちゃいました><
いいんですよ、動いたらそれっぽいんですよ……
髪の毛
そもそも髪の毛、僕はVRoidの設定を今までずっと間違えていました……
この「横幅」と「オフセット」を完全に間違えて設定しているところが多数あり、今まで普通に変なことになってた!
まぁ確かにどっちいじってもテクスチャの位置はずれるからね…!
今回はちゃんと "理解" して挑んだので大丈夫です。
こんな感じに左半分が髪の毛の前面、右半分が髪の毛の裏側になるようにしました。
髪の毛の裏側が濃い色でベタ塗りになってるだけでも、だいぶアニメっぽい!
また、前面は両端に少し影になる部分を入れて、ここをオフセットなどでうまく調整して髪の毛に線が入るようにしてます。
ちゃんとパラメータを理解できればいろんなことできるんだな……今までごめんよVRoid……
なお、後ろ髪はもともと崩壊しているので諦めました。
直すならモデルのほうの髪を作り直すべきだが、もう作りたくない~~~~むずい~~~~~~~~
服はもう何もわからない
服はもう諦めました。ベタ塗りで、一部影を入れてフィニッシュです。
たぶんパーカーとかうまいこと影を入れてあげたほうがいいのかもしれませんが、
そもそもよく考えたら、僕は普通にイラスト描くときにも服の影の入り方がわかりません()
わからないものを描くことはできないし、試しにテキトーにやってみたら「脇の下の汗がすごい人」みたいになったのでやめました……(◞‸◟)
靴に至っては完全に意味不明なので前回からノーアップデートです。どうせ足元見ないでしょ。
そんなわけで
かわいくなると楽しいね!(?)
まぁ別にVRで遊んだりあんまりしないので意味ないといえば意味ないのですが、会社でやってるLTとかでバーチャル登壇的に使いたいので、たまに役に立つんだと思います。たぶん。
また半年とか1年とかすると次の"力"が欲しくなる日が来るかもしれないので、その時はよろしくおねがいします。