鳥小屋.txt

主に自作ゲームをつくったりしているよ。制作に関することやそうじゃないことのごった煮ブログ

新ツクールが出るので、鳥小屋プラグインの今後の話

レヤックとかオーナーとキャッキャウフフして忘れてたけど、
僕プラグイン素材屋やってたんだった!!!11111

※2020/08/23追記
↓プラグイン置き場できました

↑追記ここまで

3行でおk

  • MZ用のプラグイン作るよ宣言
  • MZに合わせて新しいMV用のプラグインも作るよ
  • プラグイン用に新サイトつくるかも

MZ用のプラグイン作るよ宣言

8月に新しいツクールが出るんですってよ奥さん!

新ツクールはワクワクしますね!
ワクワクするので、新ツクール用のプラグインも作ろうと思っています。
といっても、発売前で仕様が一切わからないため、
フタを開けてみたら「ウオオオオオオオ!!」とか言ってる可能性はあります><;
頼むぞ、ツクール開発部…!

方向性としては、まずは公開済みのMV向けプラグインの中から
新ツクールでも欲しそうなものを移植する感じになるかなーと思っています。

実績プラグイン は多分必要だと思うので最優先として、
セーブコマンドプラグイン とかは公式でオートセーブ入ったらしいのでどうなるだろ…?

ただ、戦闘系は元のシステムがガッツリ変わってそう、
というかターン制じゃない戦闘ができるようになっているので、
サクっと移植とかにはならないかもしれないなー。
ターン消費なしスキル は完全にどうなるか謎。

そんなわけで中身は何もわかんないけど、
とりあえずMZでもプラグインやるよ!という意思表明です。

MV向けプラグインについて

MZ向けにプラグインを移植する上で、
きっと機能追加とか仕様変更をすることになるかなと思っています。

で、基本的にはMZ用のプラグインの開発を主にしていきたいので、
「MZ用プラグインの仕様に合わせたMV用プラグイン」を作る方向に
切り替えていくことを考えています。

実績プラグインを例にすると、イメージとしてはこんな感じ

  • ツクールMZ用「実績プラグイン」
    • 詳細は未定
  • ツクールMV用「実績プラグイン v.2」
    • MZ用のプラグインの仕様に合わせた新しいMV用プラグイン
    • MZ用プラグインに入れた新機能のうち、MVでも動かせそうなものは入れる
  • ツクールMV用「実績プラグイン」
    • 今配布してるやつ
    • こっちは基本的に不具合修正くらいしかしない

いま配布してるプラグインの仕様がいきなり変わったりすると、
今プラグイン使ってゲーム作ってる人が困るので、
こういう感じにしようかなと思っています。
いま既にMVで鳥小屋プラグインを使ってる人が
急に困ったことになったりすることはないようにするつもりです。

というかさ、地下ドールとかツクールMVだからさ!
サポート完全にやめたら僕が困るからな!?!??!?!

検討中:プラグインの配布サイト

今まではずっとこのブログで公開していたのですが、
プラグインの数が増えてくると管理がクソ大変なので、配布用の別のサイトを用意するつもりです。

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こういうイメージ。
こんな感じでプラグインごとにちゃんと解説ページを作れるようにしたい。
あと、もっとカワイイページにしたいな。センス is ほしい。


ちょっと今悩んでるのはコメント欄的なものをどうしようかなーと。

不具合報告とかできたほうが便利なので何からのものはあったほうがいいかなと思うのですが、
ブログ的なコメント欄は管理が大変なのでどうしようかな……と思っています。
(後で対応しようとして忘れちゃったりとか……)

Twitter とか マシュマロ 的なやつでもいいかなと思ったのですが、
それはそれで面倒な部分もありそうなので、ここはまだ考え中です。

とか色々言ってみたんだけどさ…

結局のところ、MZの仕様がわかんないと確実なこと言えないので、
発売されて「ごめん、無理だったw」ってなったらごめんね()

RPGツクールMVで「地下ドール」的なゲームを作る方法

たまにはツクラーっぽいブログも書きます!

前提:憎悪の獣の地下ドール is 何

↑これのことだよ。

RPGアツマール上で公開しているゲームです。
かつて流行ったCGIゲーム「FFAdventure」を参考にしたゲームで、
自分のパーティをつくって、他のプレイヤー(チャンプ)と戦うゲームになっています。
RPGツクールMVでつくっています。

普通のRPGっぽい部分は「RPGツクールだよ」で説明できるし、
他のプレイヤーと云々みたいな部分は「RPGアツマールのAPIだよ」でいいのですが、
実際に他のプレイヤーと対戦する部分とか、ドール編成の仕組みとかは
外から見ると結構謎なのかなと思ったので、せっかくだし記事を書いてみることにします。

僕が地下ドールを実現する上での基本戦略

別に地下ドール的なゲームはこうしないと作れないというわけではなく、
地下ドールを作ったときはこうやりました、的なものです。

「ドール」を表現する方法

  • ドールは「武器」としてデータベースに登録
    • つまりドールのステータス=武器のパラメータ
  • 武器によってサイドビュー時の見た目が変わるようにしている
  • 装備できる防具タイプを武器ごとに変わるようにして、スロットの属性を表現

パッと見は謎機能に見えますが、中身を知れば「フツーじゃん!」ってやつです。
プレイヤーの皆さんは頑張ってドールを集めたり編成しているつもりですが、
実際は武器を集めて、主人公に装備しているだけだったりします。

関係ない話ですが、上の画像を見るとわかるとおり、
そろそろ★4ドールのIDの空きスペースが少なくなってきました。
もうちょっと余裕を持ってID開けておけば良かった!

パーティを表現する方法

ドールがどうなっているかわかれば簡単ですね!
単純に同じステータスの主人公2人のパーティをつくっているだけです。
それぞれがドール(武器)を装備して、別の見た目になっているだけです。

ちなみにドールを装備していない場合は、試合開始前にパーティから外して、
試合が終わったらパーティに戻すことで1人パーティができるようにしています。

敵を表現する方法

敵のデータベースはスカスカです。というかデフォルト値です。
実際、メモ欄の <UseActor: 6> とか書いてある部分しか使っていません。

<UseActor: ここに数字> とメモ欄に書くことで、戦闘中にそのIDのアクターを敵として登場させています。
つまりチャンプ戦のときは以下のような手順で処理をしています。

  1. 対戦相手のデータをアツマールのAPIで取得する
    • つまり、ドール(武器)とスロット(防具)を取得する
  2. ID:6と7のアクターに取得したドール(武器)とスロット(防具)を装備させる
  3. <UseActor: 6><UseActor: 7> が設定されたエネミーと戦闘をする

以上です

基本的にはこういうことをすると地下ドール的なゲームが作れます。

実際はドール(武器)にレベルをつけていたりとか、
同じスロット(防具)を複数装備したら性能劣化する仕組みを入れていたりとか、
オート戦闘がクソバカAIにならないように色々やっていたりとか、
そもそも戦闘画面とかドール編成画面をいい感じにするのが一番むずかしいとか、
いろいろありますが、その辺りは割愛ということでひとつ…!

(特に解説することがなく、プラグイン書いてがんばりました!くらいしか言えることがないので……)

もっと簡単につくる方法

武器をドールにするの多分無駄に難しいので、
地下ドールっぽいゲームを作るなら、普通にアクターをいっぱい作ればいいと思います。
(そうすると、パーティ編成=ドール編成になるのでわかりやすいし、
 ドールのレベル上げも普通にレベルを上げればいいだけだしネ)

アクターID: 1に味方専用ハロルド、アクターID: 2に敵専用ハロルドのように
同じ見た目・ステータスのキャラを2体ずつ登録しておけば、シンプルに作れそうです。

敵にアクターを登場させる方法ですが、地下ドールでは自分でゴリゴリ変な処理書いてやっていましたが、
tomoakyさんが公開されていた「アクターバトル」(TMActorBattle.js)プラグインを使うと
わりと簡単にできそうです(試してはいません、ごめんね)

てか、こんなシンプルに実現できたのか……
地下ドールのやつ、めっちゃガチャガチャやってしまって僕にも理解不能になってきている><;

後はアツマールのAPI周りをどう扱うか、でしょうか……
あの辺りは通信が挟まる関係上どうしてもプラグインがわかることが前提みたいなところがあるので、
ちょっと面倒ではありますね。。。。

ちなみに地下ドールでは「装備のIDとドールのレベル」しか共有していません。
パラメータとかを送るようにするとデータが多すぎて大変なので、
装備とドールのレベルだけでステータスを再現できる仕様にしています。
なので「食べると最大HPが増える実」とか作れないわけです。

やれること制限したほうが作るの簡単になるので、ココらへんがトレードオフかなー
あんまり難しくするとバグの温床になるしね!


さぁ、みんなも自分だけの最強のFFAdventureをつくろう!(?)

【ツクールMV】アツマールでニコニ広告されたときにそれっぽく表示するバープラグイン(β)(2019/07/24更新)

■ MZ版は ↓ コチラのページで公開しています

以下は旧バージョン(MV版)の内容です。


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  • 2019/7/24 スマホで巨大化することがあるのを調整

これはなに?

↓ この動画の画面の下に出ている黄色いバーです。

RPGアツマールで自分のゲームをニコニ広告してもらえたときに
ちょっと前のニコ生っぽい感じに表示するプラグインです。
(まとめて表示してるし、あくまで「っぽい」だけですが)

ゲーム起動時にも表示されますが、
定期的にAPIを呼び出して新着広告があるかを確認して、増えた場合は増えた分を表示します。
(仕組み上、直近30件しか見ていないため、広告を超連打されると表示されないです。ゆるして)

とりあえずAPIが使えるようになったので作ってみたーのようなβな感じです!

使い方

プラグインを突っ込んでください。
プラグインの設定で表示する文章とかは少しだけいじれます。

ゲーム中に表示OKタイム / NGタイムをつくりたい

「全米が泣く感動のシーンで広告表示はちょっと……」という場合は プラグインコマンドを使うことで、表示のON/OFFができます。

プラグインコマンドに

ニコニ広告バー停止

と入れれば、ニコニ広告情報の自動取得がストップします。
再開したいときはプラグインコマンドに

ニコニ広告バー開始

と入れてください!

また、詳しい人向け設定の「Auto Fetch」というものをOFFに設定すると、
ゲーム開始直後に ニコニ広告バー停止 をした状態になります。

プラグインのダウンロード

Torigoya_NiconikoBar.js ダウンロード

右クリック→「名前をつけて保存」したものを plugins フォルダに入れてご利用ください。

利用規約

もう好きなように自由に使用できます。
有償、改変配布など、制限項目はありません。


ちなみにですが、表示はHTML部分でやっているため、アツマールの画面キャプチャには映らないです。
人の名前とかスクショに映ると気にするプレイヤーもいるかなって思ったので。。。。

というかまじで広告してくれてる方、ありがとうございます…!励みになるです。


バトルログに再生量表示スクリプト for RGSS3

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RPGツクールVX Ace用のRGSS3スクリプトです。
RPGツクールMVのプラグインじゃないよ。

ちょっとご相談があったのでつくったものです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

スクリプトの概要

ターン終了時にHP / MP / TPが増えた・減ったみたいなものをバトルログに表示します。

元ネタはフトコロさんが公開しているRPGツクールMV用の FTKR_DisplayRegenerateMessage.js です。
なので、設定方法はフトコロさんのプラグインを参考にしています。

使い方

バトルログに再生量表示スクリプト

一般的なスクリプト素材と同じようにスクリプト欄の ( VXAce_SP1 ) より下に、
上のリンク先の中身をコピペで導入してください。

スクリプトの上の方にメッセージをカスタマイズできる設定項目があるので、
メッセージ内容を編集したい場合はそちらを直接いじってください。

利用規約

RPGツクールVX Ace(RPG Maker VX Ace)内での使用の場合は自由に使用できます。
有償、改変配布など、制限項目はありません。




RGSS3のプラグインをつくるのが久々すぎて何も覚えていませんでした〜〜〜٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
VX Aceの戦闘処理って中身こんなんだったっけ……脳がMVに汚染されている。

【ツクールMV】敵バトラーに影表示さん for MV(2019/08/24)

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  • 2019/08/24 実はちゃんと動いてなかったのを修正><;

これはなに?

戦闘中の敵のグラフィックの下に共通の影画像を表示するようにするプラグインです。

下のページで公開していたRGSS3スクリプトのツクールMV移植版です。

できること

  • すべての敵に共通の影画像を表示する
  • 敵の画像サイズにあわせて影の拡大率を自動設定
  • 一部の敵だけ影のサイズを変更 or 影を非表示にする

できないこと

  • 影がいい感じの形になる
  • 敵ごとに違う形の影を表示する

使い方

プラグインの設定にしたがって、影画像を選択してください。
デフォルトでサイドビュー用の影画像(system/Shadow2)を選択しているため、
何も指定しなくても動くとは思います。

ただ、大抵の場合は影の位置がいい感じの場所にならないと思います><
影の位置はゲームの作者が手動でいい感じにする必要があります。

エネミーのメモ欄での個別指定

影画像の拡大率の設定

<EnemyShadow/Scale: ここに拡大率>

<EnemyShadow/Scale: 1.5> のようにすると影が1.5倍で表示されます。

影の位置の設定

<EnemyShadow/X: 右方向に動かす量>
<EnemyShadow/Y: 下方向に動かす量>

影の位置を変更します。
<EnemyShadow/Y: -50> のようにマイナス指定をすると、上方向にずれます。

影をなしにする

<EnemyShadow/Hidden>

この指定がある敵は影を非表示にします。
幽霊のモンスターだから影をなしにしたい!などのときに使えます。

プラグインのダウンロード

Torigoya_EnemyShadow.js ダウンロード

右クリック→「名前をつけて保存」したものを plugins フォルダに入れてご利用ください。

利用規約

RPGツクールMV(RPG Maker MV)内での使用の場合は自由に使用できます。
有償、改変配布など、制限項目はありません。






とっても久々にツクールMVプラグインだよ!(移植だけど)

Enigma Virtual BoxでRPGツクールVX Aceのゲームを一個にまとめる

どういうわけか?

RPGツクールMVの暗号化的な用途として、Enigma Virtual Boxというソフトが公式で紹介されています。

一見ツクールMV用のツールなのかと思いがちですが、
別にツクールとは全然関係ないソフトウェアなのでどんなソフトでも使えます。

というわけで、今回はあえてツクールVX Aceで使う方法をメモしてみます。

なんでツクールVX Aceで使う必要が…?

ツクールVX Aceは音声のフォルダが暗号化(難読化)した出力に対応していません。
僕はそういうの気にしない人なのでいいのですが、
利用している素材の利用規約で「目に見える形での同梱はだめ!」と言われてしまうことがあります。。。

そういった場合の用途としても、実はEnigma Virtual Boxって使えるのでは…?と思ったのが、
今回のキッカケになります٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

実際にやってみる

前提:ゲームを用意する

テキトーに最高のゲームをつくってください!
完成したら普段通りに、ファイル→ゲームデータの圧縮です。

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(一応ここでも暗号化チェックをつけておきました)

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こうすると青いかわいいアイコンのファイルが生成されます。
特に暗号化に困ってない人はこれをそのまま配布しましょう。

困ってるみなさんは、せっかく作った圧縮ファイルですが、
起動して解凍しちゃいましょう。

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ファイルがいくつか入ってますね!
これでゲーム自体の準備は完了なので、さっそくEnigma Virtual Boxと向き合います!

Enigma Virtual Boxをインストールする

↑のダウンロードページからダウンロードできます。
3種類くらいあるので一瞬迷いそうになりますが、
ちゃんと「Enigma Virtual Box」と書いてあるやつをダウンロードしてください。
他の2つは別のソフトの体験版です。
(他の2つは、もっと強い暗号化ができるツールです。興味がある人は自分で調べよう!有料だよ!)

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これです!

ダウンロードしたファイルを実行するとインストールが始まります。
英語ですが、同意するかしないかくらいしかないので頑張ります><;

Enigma Virtual Boxをつかう

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起動するとこんな画面がでてきます。
一見、むずかしそうで心が折れそうな画面ですね。

まず、一番右上にある「Browse...」というボタンを押します。
ファイル選択画面がでてくるので、さっき作ったゲームの実行ファイル(Game.exe、赤いドラゴンのやつ)を選択します。

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なんかそれっぽい表示になりました。
下の行に自動的に Game_boxed.exe みたいな内容が追加されますが、
これは最終的に作成されるファイルの場所と名前が入っています。

(実はコレが今回のトラップなのですが、一旦このまま進みます)

次に同梱するファイルを選択します。
AudioフォルダなどをVirtual Box Filesと書かれた欄の中にドラッグ&ドロップで放り込みます。

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入れると、下のようなダイアログが表示されますが、初期値のままでOKです。

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全部いれおわると、↓こんな感じ。

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ここまでやったら準備完了です!
右下にある「Process」というボタンを押します。

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バーが一番右まで伸びて完成です。おつかれさまでした(?)

できあがったファイルを起動してみる…

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できあがった「Game_boxed.exe」を早速起動してみましょう!
あなたのつくった最高の神ゲーが起動すれば大成功です!

…はい、起動しません(◞‸◟)

ちゃんと起動するようにする

「なんで起動しないんだ!失敗したのか!?!?!?」
と思うかもしれませんが、実は成功しています。

RPGツクールVX Aceのゲームは、ファイル名を「Game.exe」から変更すると起動しなくなります。
正確には「Game.exe」「Game.ini」「Game.rgss3a」の3つのファイル名が揃ってないと起動しません。

今回、つくったのが「Game_boxed.exe」になっていたため、
一見起動しないようにみえていました。

というわけで、つくった Game_boxed.exe を別のフォルダに移動し、
ファイル名を Game.exe に変更して、起動してみます。

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ファイルはGame.exeの1個しかないはずですが、ちゃんとゲームが起動します!
大成功だよ!

まとめ

  • Enigma Virtual BoxをVXAceでも使ってみた
  • 最終的なファイル名を Game.exe にするのを忘れずに

まぁ、何もしないで配布して問題ないのが一番なんですけどね :)

【ツクールMV】ゲーム画面録画システムさん(β) - 超実験ver.

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【とっても重要】
このプラグインはちょっとした実験的なものであり、
真面目なゲームに組み込むべきものではありません!(ゲームが完成しなくなるよ!)

これはなーに?

RPGツクールMV v.1.6でツクールに同梱されるnwjsのバージョンが上がったため、
いまのGoogle Chromeでは使えるようになっている「映像や音声の録画機能(MediaRecorder API)」
プラグインから呼び出してみる大実験です。

そのため、このプラグインはRPGツクールMV 1.6以上で動作します。
それ以前のツクールMVのバージョンでは動作しません。
(ブラウザ向けデプロイの場合はブラウザの対応状況によります)

このプラグインを組み込んだゲームをつくるのはちょっとキビシイと思いますが、
自分のつくったゲームをサクっと録画して、Youtubeとかニコ動とかにUPするにはいいんじゃないかな?

使い方

イベントコマンドの「プラグインコマンド」に対応しています。

画面録画 開始

で、録画を開始して、

画面録画 終了

で録画を終了します。
特に「録画開始したよ!」みたいな表示はでません><;(実験なので)

保存した動画はセーブフォルダの横に保存されます。
webmというあまり聞き慣れない拡張子になっていますが、
探せば再生できるソフトとか変換できるソフトがあるので、それを使ってください><;
(Google Chromeにドラッグ&ドロップしても再生できるよ)

プラグインのダウンロード

Torigoya_GameRecorder.js ダウンロード

右クリック→「名前をつけて保存」したものを plugins フォルダに入れてご利用ください。
また、冒頭にも書いたとおり、このプラグインは実験的なものであり、
真面目なゲームに使用できるようなものではありません。

利用規約

特に制約はありません。
改変でも再配布でも自由にご利用ください。


アップデートで大惨事が起きてる方がたくさんいるようですね…><;
互換性まじたのむよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ちょっと話題的に暗くなってしまっている気もしますが、
nwjsのバージョンが上がった事自体は喜ばしいことなので、歓迎したいですね!

たのむ、RPGツクールVX AceのRubyのバージョンを上げてくれ。1.9.2は厳しすぎる。

【ツクールMV】カスタムリトライメッセージさん(2018/7/29更新)

  • 2018/7/29 タッチできなくなっていたのを修正しました

プラグイン概要

※このプラグインを導入するためには、
ゲームのプロジェクトをRPGツクールMV バージョン 1.5 にアップデートするか、
RPGアツマール版コアスクリプト community-1.2以上を使用する必要があります。

ファイル読み込み失敗時のエラー表示の見た目を、
読み込み失敗時リトライ表示さん for MV』同様のものに変更します。

プラグインのダウンロード

Torigoya_CustomRetryMessage.js ダウンロード

右クリック→「名前をつけて保存」したものを plugins フォルダに入れてご利用ください。

利用規約

特に制約はありません。
改変でも再配布でも自由にご利用ください。


機能が不要になったので、見た目だけ分離してプラグインにしてみました。

それにしても、コアスクリプトにリトライ機能が入る世界、最高すぎる。。。
アツマール版コアスクリプト開発者の皆様、本当にありがとうございます。

『双星ペアマール』というパズルゲームをつくった話

公開してから結構経って書くタイミングを失っていたのですが、
どうしても書いておきたいことがあったので書くことにしました。

パズル『双星ペアマール』について

というわけで、Ruたん印の新作パズルです。
双星ペアマール(そうせい・ぺあまーる)です。

文字で詳しく説明をするより、上のページ開いて2分くらい遊んでいただく方が良いと思うのですが、
フィールドのブロックを動かして、3つ揃えて消すやつです。
ブロックについて特徴的な部分がありますが、それは後ほど。

前作がパズルだったので、直近でまたパズルをつくる予定は無かったのですが、
『春のパズルゲームあつまーる』という企画が始まってしまったので
もう一度パズルに挑戦してみました><
パズル!!!!好きなんだもん!!!!!!!

前作、魔導箱のグリモワールのときは、
そもそも作り始めがアツマールが公開される前だったので、
投稿してみたらスマホで見たときに思ったよりブロックが小さいとか、
ちょっと失敗したな、というところがあったので、
今回はアツマールに投稿する前提でブロックの大きさとか設定してみました。
「1マス動かすつもりで2マス動いちゃった」みたいなことが以前より起きにくいはず…!

一方で、今回は最初のバージョンでセーブデータ飛ばす事件とかやらかしたので、
このあたりの知見は次回作に活かしたいと思います(◞‸◟)

ところで、毎度のことですが、一応RPGツクールMV製です。

ツクールとは何だったのか

重なったブロックの元ネタ

これを!!!!書きたかった!!!!!!!!!!!

ペアマールの名前の由来でもあるのですが、
このゲームでは、2つのブロックがペアになって重なり合った状態で出現します。

くっつき判定を持つのは手前のブロックで、
手前のブロックが消えると奥のブロックが手前にスライドしてきます。
完全に消すためには2回消す必要があるということですね!

そんなタイトルを背負う特徴でもある重なりブロックですが、
突然湧いてきたネタではなく、実はあるパズルゲームが元ネタになっています。

それは極小キロバイト宣言の『カンパズ』というパズルゲームです。
(昔、auのガラケー向けに配信されてた100円くらいのゲームだよ)

ぷよぷよとかみたく、上から降ってくるブロックを操作する落ちものパズルです。
特徴なのが2つのブロックが重なっていて、
手前のブロックが消えると奥からブロックが手前に出てきます。
ぷよぷよ的な意味で3個くっつけると消えます(直線である必要はない)

このゲーム、僕的にはとてもお気に入りで好きだったのですが、
もう配信されてないし(そりゃそうだ)、ググっても全然スクショとか出てこないし、
ちょっと寂しいなぁという思いから、オマージュなゲームをつくりたいとずっと思っていました。
長年?の夢が双星ペアマールでついに実現できたですね!
カンパズというよりは、なんかパネポンとパズドラ足して割ったみたいな感じになっていますが…!


Flashでこういうの作ってた時期もありました(これはエターなった)

というわけで!
『カンパズ』という素晴らしいゲームがあったということを!
皆さんにも知っていただきたく!
よろしくおねがいします!!!

それはそれとして…

双星ペアマールもよろしくおねがいします(

一応「今回やるぞ!」と決めていたことは全部やったつもりなので、
特にアップデート予定とかはないのですが、
なんか思いついたら少し足したりとかはするかもしれません。
(たまに重い部分があったりするので解消したいなぁとか思ってます)

でも、せっかくPPショップの仕組みつくったのに、
イメチェンにしか使えなかったのはちょっと残念だね。
次のパズルをつくるときはショップで新モードが追加できたりしたいですね!

次回作の話

……なににしよう?
さすがにパズルはちょっとおやすみしたい気持ちはありますw

こう、「バシューン!チュゴーン!」みたいなことしたいかも。。。

一方で、MVではまだRPGを完成させてないので(?)なにかRPGを作るのもありかなぁ。
ターン消費なしスキルとか何のためにつくったんだ、という感じだし……

戦闘不能アクター自動入れ替えさんPlus for MV(2017/09/10更新)

  • 2017/09/10 16:03頃 バトルイベントで戦闘不能にすると入れ替えが発生しないのを修正
  • 2017/03/04 16:45頃 ↓なおってなかった…
  • 2017/03/03 01:10頃 設定のON/OFFが逆になっていたのを修正

プラグイン概要

戦闘中に戦闘不能になったアクターが発生したとき、控えのアクターと自動的に入れ替えます。

以前公開した『戦闘不能メンバー自動入れ替えさん』を機能強化した後継バージョンになります。

無印バージョンからの変更点

戦闘中セリフ表示さん for MVに対応しました

f:id:ru_shalm:20170126030422p:plain

<Speech/Change: \1の仇は俺が撃つ!>
<Speech/Change[1]: アクターID1番を殺すなんて…!>

戦闘中セリフ表示さん for MV に対応しました。
メモ欄で上のように入れ替わり時のセリフを設定することができます。

ついでに、ちゃんと画面外から走ってくるようにしています。
前はいきなり湧いてきてたしね……

というか撃つじゃなくて討つじゃん……

スイッチで有効・無効を切り替えられるようにしました

f:id:ru_shalm:20170126025508p:plain

「このスイッチがONになっていたら入れ替え無効!」という設定を追加しました。

戦闘終了後にパーティの並び順を元に戻すようにしました

f:id:ru_shalm:20170126030600p:plain

並び順がどんどんめちゃくちゃになってしまうので……
めちゃくちゃにしたい場合はオプションで無効にすることもできます。

その他、不具合の修正

以下のような不具合を修正しました><><

  • 先頭のメンバーが死んでいると戦闘突入時に一瞬見えちゃいけないものが見える
  • 毒で死ぬとやばい

プラグインのダウンロード

Torigoya_ReplaceDeadMemberPlus.js ダウンロード

右クリック→「名前をつけて保存」したものを plugins フォルダに入れてご利用ください。

利用規約

RPGツクールMV(RPG Maker MV)内での使用の場合は自由に使用できます。
有償、改変配布など、制限項目はありません。


ちょっと処理的に変えたところなどがあるので、アップデートではなく別プラグインにしました。
でも前のバージョンを使い続けるメリット全く無いので、こちらに入れ替えていただければと思います><

ところで動画にもちょっと様子が映っていますが、PC新しくしたらキャプチャしてる最中に画面がぶっ壊れるようになってしまった……(文字色が壊れる)。
キャプチャのソフト変えないといけないかなぁ……謎。

【ツクールMV】実績プラグインさん(2020/05/11更新)

【お知らせ】
パワーアップ&RPGツクールMV版とMZ版もある「新実績プラグイン」をつくりました。
以下のページからダウンロードできます。

ただし、機能を追加するために一部の仕様やセーブデータの仕組みを変えてしまったため、
場合によっては新プラグインが使えない方もいると思います……><
(というか、僕自身もそうです!!!!!!!111111)

このページで配布している旧プラグインは今後も配布を続けるため、
今後もこちらを使っていても大丈夫です。
ただし、こちらのプラグインに機能追加はしない予定です。


  • 2020/05/11 getUnlockedCount / isAllUnlocked を追加
  • 2020/05/06 文字サイズなどを変更できる設定を追加
  • 2019/11/07 実績削除コマンドを追加+文字が黒くなることがあるのを修正
  • 2018/09/09 システムセーブを使わない場合に空のシステムデータをつくってしまうのを修正
  • 2018/09/02 少し処理を修正。設定時に複数の注釈に分割できるように。システムセーブを使わないオプションを追加
  • 2018/06/06 ポップアップのウィンドウ画像を変更できるように
  • 2018/03/11 「アイコンタイル表示アドオン」を追加しました
  • 2017/05/05 閉じるボタンを設定で(本当に)消せるように
  • 2017/05/04 実績データの削除コマンド実行時、読込済みの実績データが削除されないのを修正
  • 2017/01/14 デプロイメントの「未使用ファイルを削除」時にポップアップ効果音のファイルが削除されてしまうのを修正
  • 2017/01/02 ウィンドウのスキンを変更しても文字色が白に固定されてしまうのを修正
  • 2016/12/29 実績リストが2ページ以上になった時に表示が崩れる不具合を修正( 参考
  • 2016/12/28 ポップアップの表示時間を設定変更できるようにしました
  • 2016/12/27 横幅オプションを追加。ポップアップ表示が消えるときにエラーすることがありそうな部分に対策を追加。
  • 2016/12/27 プラグインコマンドに「実績表示」を追加。実績画面をイベントから呼び出せます。

プラグイン概要

ゲームに実績機能(トロフィー機能)を追加します。
実績項目はコモンイベントに注釈として記述することで追加することができます。

  • 実績は全セーブデータで共通です(システムセーブ扱い)
    • (2018/09/02版) 上級者向け設定でセーブデータごと保存にもできるようにしました
  • プラグインコマンドで実績の獲得をすることができます
  • 実績獲得時には画面端から「にょーん」とポップアップがでます
  • 実績項目はコモンイベントに注釈として記述することで追加できます(詳しくは後述)

※このプラグインは魔導箱のグリモワールで使っているものを素材化したものです。

プラグインの使い方

準備

このプラグインの動作には Torigoya_Tween.js が必要です
(入れないとポップアップ表示が動作しません)

Torigoya_Tween.js のダウンロードページ

下の図のように、Torigoya_Tween.js が実績プラグインより上になるように配置してください。

コモンイベントの注釈で登録?

↓こういうイメージです。

id: 1
icon: 64
secret: true
title: ハジマリ村にやってきた
ハジマリ村にはじめて来ました!

各行について説明します。

id

id: 数字

ここで設定した数字を、実績獲得のプラグインコマンドで指定することになります。
なので、同じ番号を2回使わないようにしてください。

icon

icon: 数字

実績のアイコン画像に使用するアイコン番号です。
↓アイテムの設定画面でアイコンを選んだときに表示される数字です。

secret

secret: true

「取得するまで実績名を秘密にしたい!」という時に指定します。
(魔王○○を倒した!みたいなネタバレになるときとか)

秘密にする必要がない場合は secret の行は書かなくて良いです。

secretTitle

secretTitle: ハジメテ村で薬草を10個買うと…?

「取得するまでタイトル部分に別のものを表示したい!」という時に指定します。
実績取得のヒントや、ネタバレ防止のために伏せ字にしたい場合などに使用できます。

secretText

secretText: ハジメテ村の薬草には何やら秘密があるようです

secretTitleの説明文バージョンです。

本文

特に先頭に何も書かずに文章を書いてください。
3行以上書くと画面からはみ出します。

オマケ:設定したいことが多すぎて注釈に入らないよ!

設定項目が多いと一個の注釈に入らなくなると思います><
同じIDを指定した注釈を複数つくることで、設定を分割できるので、ご利用ください。

上の画像の場合は id: 3 の2つの設定が合成されます。

実績の獲得

イベントコマンドの「プラグインコマンド」を選択し、
以下のように書くと実績を獲得できます。

実績 1

数字の部分は注釈で登録した id の数字を指定してください。

また、既に獲得済みの実績を指定した場合はスキップされるので、
頑張って条件分岐を書かなくても大丈夫です。

おまけ:実績獲得済みかどうかで条件分岐したい!

Torigoya.Achievement.Manager.isUnlocked(1)

「条件分岐」の「スクリプト」に↑のように書くと取得しているかどうかで分岐できます。
1 の部分を実績の id に置き換えてね )

おまけ2:いや、↑の方法だと条件分岐1億個書く必要があるんだけど……

Torigoya.Achievement.Manager.isAllUnlocked(1, 2, 3, 4, 5)

こういった書き方をすると、括弧の中に書いてあるIDのやつが全部取得済みなときだけOKになります。

おまけ3:僕はねぇ……実績を何個持ってるか知りたいんだよ?

Torigoya.Achievement.Manager.getUnlockedCount()

「変数の操作」の「スクリプト」に↑のように書くことで、
変数に持っている実績の数を入れることができます。

実績を10個持ってないと通れない扉とか、
実績を20個手に入れると、幻の21個目が手に入るとかできるね!

おまけ4:実績画面をイベントから呼び出したい!

イベントコマンドの「プラグインコマンド」を選択し、
以下のように書くと実績画面を呼び出すことができます。
「実績本」みたいなアイテムを作る場合などにどうぞ。

実績表示

「スクリプト」で呼び出したい場合はコチラ↓

SceneManager.push(Torigoya.Achievement.Scene_Achievement);

プラグインのダウンロード

Torigoya_Achievement.js ダウンロード

右クリック→「名前をつけて保存」したものを plugins フォルダに入れてご利用ください。

実績プラグインのアドオン

実績プラグインの一部機能を変化させる追加アドオンです。
アドオンだけでは動作しません。必ず Torigoya_Achievement より下に導入してください

(イメージ図)

アイコンタイル表示アドオン

実績一覧画面の表示方法をアイコンをタイル状に並べたものに変更します。

Torigoya_Achievement_Tile.js ダウンロード

右クリック→「名前をつけて保存」したものを plugins フォルダに入れてご利用ください。

利用規約

RPGツクールMV(RPG Maker MV)内での使用の場合は自由に使用できます。
有償、改変配布など、制限項目はありません。


もともと自分用につくったやつなので、ちょっと設定とか複雑ですね〜。。。

【ツクールMV】鳥小屋ベースプラグイン Torigoya_Tween.js(2018/7/29更新)

このプラグインの後継プラグイン「Torigoya_FrameTween」を以下のサイトで公開しています。
今後はこちらをご利用ください(Torigoya_Tween の機能を含んでいます)

以下は以前の内容。


概要

RPGツクールMV用プラグインから使用できるTweenアニメーションの機能を追加します。
鳥小屋.txt で公開している一部のプラグインの動作のために使用します。
(※このプラグイン単体では特に何も起きません)

ダウンロード

Torigoya_Tween.js ダウンロード

※上のリンクを右クリック→名前をつけて保存し、 plugins フォルダに入れてください

利用規約

このプラグインは自由に使用できます。
有償、改変配布など、制限項目はありません。





以下は普通のブログ記事です。
プラグインに用があって来た方は見なくて大丈夫です。




どういうわけか

VX Aceのときやってたので当然MVでもやってた。

つまりどういうこと?

アニメーションを付けるようなプラグインをつくることは多々あるのですが、
毎回わざわざ update の中で座標いじって〜とかは大変すぎるので、
FlashとかJSではお約束のTweenアニメーションをMVでも使いたい話。

Torigoya.Tween.create(sprite)
  .to({
    x: 250,
    y: 300
  }, 60, Torigoya.Tween.Easing.easeInSine) // 60フレームかけて移動
  .wait(30) // 30フレームウェイト
  .to({
    x: 500,
    y: 100
  }, 45, Torigoya.Tween.Easing.easeOutSine) // 45フレームかけて移動
  .complete(function () { // アニメ終了処理
    alert('動き終わってしまった');
  })
  .start(); // 動作開始!

まぁフツーな感じでお約束ですね。
フツーじゃないところとしては、MV用のプラグインとして作ってあるので、
時間の基準が秒ではなくフレーム数(1秒=60フレーム)になっています。
SceneManager.updateScene で1フレームずつ進むようになってるので安心(?)

サクッとしたアニメーションを付けたいときにTweenはべんり。

わかる人向け更新履歴

  • 2018/7/29 abortcall APIを追加しました


【ツクールMV】ブラウザゲームを公開する前に回線速度が遅いとどうなるか確認したい!

この記事は「RPGツクールMV Advent Calendar 2016」の14日目の記事です。

みんなー、ツクツク〜?

昨日は 栗下義孝 さんの『初心者でもできる!なんちゃってドット絵講座』でした。
力作記事すぎる……これを参考にちょっとタイルチップとか作ってみたいです。

お題:ブラウザで動くゲームつくりたいよね

f:id:ru_shalm:20161214004121j:plain

RPGツクールMVはマルチデバイス対応ということでWeb出力に対応しており、
PCやスマートフォンのブラウザでもゲームをプレイすることができます。
ダウンロードしてZIP解凍して……の流れはなかなかハードル高いですが、
アクセスした瞬間にゲームが始まっちゃうブラウザゲームは
気軽にプレイしてもらうことができてとても良いですね!

(僕もDLしたのに解凍してないゲームがいくつも……)

…と言ってみたものの、実際に完成したゲームをWebで公開してみたら、
めっちゃ「Now loading…」言われてる>< なんてことが起きたりします。

今回は「こんなはずじゃ…(◞‸◟)」となる確率をなるべく下げるため、
回線速度が遅い場合どうなるか?を確認する方法を紹介します。

スマホ向け〜という予告でしたが、それはエターなりました…

それって何の役に立つの?

f:id:ru_shalm:20161214005350p:plain

普通のテストプレイだと気づきづらい、
読み込みが重すぎる部分が無いか確認することができます。

  • フォントが大きすぎて「Fail to load GameFont」しやすいかも、とか
  • 最高に盛り上がるイベントなのにピクチャの読み込みが間に合ってない、とか
  • イカす音楽が鳴ってない!とか

などなど。
どこの部分で重そう、みたいなアタリがつけば、
以下のような方法で対策をすることが可能です!

準備その1:まず「ローカルサーバ」を用意しよう

テストプレイボタンを押すと出てくるゲームウィンドウは
ローカルファイル読み込みで動作してしまうので、
あんまりブラウザゲームのデバッグには向いていません……

かといって、テストプレイのたびにサーバにアップロードするのは
面倒すぎて死んでしまうので、自分のPCのなかに
確認用サーバを用意してしまいましょう。

方法はいっぱいあって紹介しきれないのですが、
先日しげまろさんが書かれた以下の記事がとてもわかりやすいので、
参考にしてみることをおすすめします!
(スマホって書いてあるけどPCでも確認できるよ)

準備その2:Chromeで開いて「開発者ツール」を表示する

おそらく「http://数字.数字.数字.数字:8887」みたいなURLで
開発中のゲームが開けるようになったと思います。

このURLを Google Chrome で開いたら、 ゲーム画面外の黒い背景の部分で右クリックし、
出てきたメニューの中の「検証」を押しましょう!

f:id:ru_shalm:20161213235852p:plain

ここを押すと

f:id:ru_shalm:20161214000138p:plain

こんなのが出てくるです。
(ゲームウィンドウで F8 を押したときに出るやつです!)

実践:ネットワークのエミュレートをする

早速ですがゲームの読み込みを低速にしてみたいと思います。

f:id:ru_shalm:20161214000902j:plain

「Network」タブの「No throttling」をクリックすると…

f:id:ru_shalm:20161214001000p:plain

なんかいっぱいでてきます。

この一覧は、どういう回線速度をエミュレートするかの選択肢です。
例えば「Regular 4G」を選ぶと、
フツーのLTEなスマホの回線速度をエミュレートできます。

f:id:ru_shalm:20161214001618j:plain

「Disable cache」にチェックをつけると、
ブラウザのキャッシュ機能を無効にしてくれるのでおすすめです。

選択したらページを再読込してみましょう。

f:id:ru_shalm:20161214001800j:plain

おっせええええええええええ!!!!!!!!

というわけで、スマホくらいの回線速度をPC上で再現できました!

まとめ

この記事ではGoogle Chromeの開発者ツールをつかって、
PC上で回線速度が遅い環境を再現する方法を紹介しました。

ブラウザ向けのゲームをつくるのは正直なかなか難しいです><;
ですが、自分のゲームを遊んでもらえる可能性はとても高くなりますので、
なるべく挑戦してみることをおすすめします!

明日の記事は terunonさん です。おたのしみに!


供養のお知らせ

この記事で使っているスクショに写っている
「百人村の死霊使い」というゲームは
残念ながらエターなったものです▂▅▇█▓▒░(’ω’)░▒▓█▇▅▂

年末なので供養供養……

【古いよ】読み込み失敗時リトライ表示さん for MV

<重要なお知らせ>

『RPGツクールMV』の バージョン 1.5 以降、
または 『RPGアツマール版コアスクリプト』の community-1.2 バージョン以降をご利用の場合、
標準でリトライ機構が搭載されているため、本プラグインは不要です。

リトライ機構はもちろんのこと、スマートフォンでの動作が極めて安定しているため、
本プラグインの利用ではなく、コアスクリプトのアップデートをオススメします。

↑ 既にアップデート済みの方はこちらもどうぞ ↑




f:id:ru_shalm:20161127222355p:plain

プラグイン概要

主にWebブラウザ用出力の際に発生しやすいファイルの読み込みエラーが起きた際、
自動的に何回かリトライするように設定します。
また、リトライしてもダメだった場合、画面上にリトライボタンを表示し、
プレイヤーがボタンを押したら(または決定キーを押したら)再度読み込みを開始します。

要はスマホで一瞬圏外になったりして読み込み失敗したときに、
死ななくて済むようにするプラグインです。

【注意】暗号化データには対応していません

具体的な仕様

以下のようなルールで動作します。

・JSON(マップデータなど)、画像の読み込み失敗時

指定回数(デフォルト3回)読み込みをリトライします。
リトライしてもダメだった場合、リトライ画面を表示します。

・音声の読み込み失敗時

指定回数(デフォルト3回)読み込みをリトライします。
リトライしてもダメだった場合、音声再生をなかったことにします。

プラグインのダウンロード

Torigoya_RetryLoadPlus.js ダウンロード

右クリック→「名前をつけて保存」したものを plugins フォルダに入れてご利用ください。

利用規約

RPGツクールMV(RPG Maker MV)内での使用の場合は自由に使用できます。
有償、改変配布など、制限項目はありません。


以前、小物プラグイン集で公開していた
「ファイル読み込み自動リトライプラグイン」のリメイク版です。

電車内で某ゲームをプレイしてたら一瞬圏外になった瞬間に通信エラーが起きて
そこまでのプレイが全部パーになる悲劇に出会い、ついカッとなってつくった><;